2009年4月9日木曜日

Bookends



本日、聖木曜日。



今朝一番に聴いたのは1968年にリリースされたサイモン&ガーファンクルの4枚目のアルバム「Bookends」。
サイモン&ガーファンクルは、ふと聴きたくなる時がある。



サイモン&ガーファンクルを聴くと中学生時代の友人を思い出す。
やつとの付き合いは小学校の時からだったっけな。親に無理矢理入れられた学習塾に行くのが嫌でよく一緒にサボっては自転車に乗ってあちこちへ行ったな。

高校へ進学するとあまり会うこともなくなってしまったが、やつはフォークソング部の部長になった。やつの当時のお気に入りがサイモン&ガーファンクルだった。
ぼくはディランが好きでサイモン&ガーファンクルなんて女々しくて嫌いだった。
たまに会うとギターや音楽の話で盛り上がった。ポール・サイモンのギター奏法を研究していたやつはずいぶんギターが上手くなっていたな。
やつは多趣味でギターの他にも模型作りも上手かったし、バイクが好きだった。



高校卒業後、ぼくは上京。後で知った話だがやつは早くに結婚したらしい。
ぼくが結婚することになったのをどこからか聞きつけて一時帰阪している時に突然たずねて来てくれたことがあった。
それからしばらくしてからのことだ、やつがバイク事故で亡くなった話を聞いたのは。

数年前のこと、ふと、やつの事を思い出してサイモン&ガーファンクルを聴きたくなった。
良かった、ぼくはサイモン&ガーファンクルが好きになった。
あれから何年かかってしまったのだろう。



あら!何というタイミング!(まじです今知ったとこ)
サイモン&ガーファンクル来日するんですねえ!
行きたいなあ……。



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