2010年3月11日木曜日

犠牲と祈り

チーフテンズとライ・クーダーの共演盤『サン・パトリシオ』が素晴らしいです。ジョニー・キャッシュの新譜と繰り返し聴いています。





一昨日と昨日と二日間続けて渋谷のシアター・イメージ・フォーラムで開催されている『タルコフスキー映画祭2010』へ行ってきました。
一昨日は「サクリファイス」、昨日は「アンドレイ・ルブリョフ」を観ました。どちらの映画にも描かれているのは犠牲と祈り。
「アンドレイ・ルブリョフ」は182分という長編なので大変かなと覚悟を決めて観に行きましたが、どんどん引き込まれてしまった。鐘職人の少年の姿に身につまされる思いがしました。
ここんところずっと聴いている2枚のCDとタルコフスキーの映画を観たことと、どこか繋がっているような気がしています。



シアター・イメージ・フォーラム、暖房をいれてないのかとても寒かったです。これから観に行く人は膝掛けの一枚でも持っていっておいた方がいいかも。




2010年3月5日金曜日

ジョニー・キャッシュ 最後のアルバム



ジョニー・キャッシュとプロデューサーのリック・ルービンのAmericanシリーズの6枚目がリリースされました。これが最後とのこと。



Americanシリーズ はどのアルバムも素晴らしいけれども、今回のもとても素晴らしい。一日中何度もリピートして聴いています。
ラストの"Aloha Oe"を聴き終えると何も考えられなくなってしまいます。
いつも言うことですが、こんなアルバムを高田渡さんにつくらせてあげたかった。