2010年12月30日木曜日

来年もどうぞよろしくお願いします!



 昨夜のRAMLA区境ホールライブへお越し下さったみなさまありがとうございました。
10月にもご一緒させて頂いた加藤喜一さんとの再共演。時間オーバーで予定していた曲ができなくて残念でした。来年の3月にも喜一さんとの共演が決まっています。その時にまたじっくりと。

 下の画像はRAMLA区境ホールの新宿区と千代田区の区境に埋め込まれたパネル。



 今年のライブはこれで全て終了。昨夜のラストの曲「On the Sunny Side Of the Street」のように来年は明るい年にしたいものです。来年もどうぞよろしくお願いします!


2010年12月29日水曜日

FAVORITE ALBUM 2010

昨夜見た夢は、帰宅しようとバスを待っているのだけれどいつまでたってもバスはやって来ない、いつの間にかあたりは真っ暗、どこかに連絡をとろうと携帯電話を取り出すも壊れていて繋がらない…そんな夢だった。



さて2010年のお気に入りだが、今年も新譜は殆ど購入しなかった。
iTunesのリストを見てみると、今年一番良く聴いたアルバムはジョニー・キャッシュの「American VI: Ain't No Grave」でした。





春頃に良く聴いていたのはジェイコブ・ディランの「Women & Country」、夏はライ・クーダーとチーフテンズの共演盤「San Patricio」
秋には7月にプロモーションで来日していた英国のシンガー・ソングライター、ジョン・スミスの「Map Or Direction」を、そして冬はアーロン・ネヴィルの「I Know I've Been Changed」



後はダニエル・ラノワが新しく結成したユニット「Black Dub」や、ラノワがプロデュースしたニール・ヤングの「Le Noise」、新譜はこんなものかな。
インターネット中継で観たFarm Aidでのニール・ヤングのステージにはとても励まされました。



今年はブルーグラスを良く聴いた。特にビル・モンロー、ドク・ワトソン、ケンタッキー・カーネルズなど。クラレンス・ホワイト繋がりで、今までちゃんと聴いたことがなかったバーズもしっかりと。
ドク・ワトソンでは2003年にリリースされていたリッキー・スキャッグス、アール・スクラッグスとの共演ライブ盤が素晴らしかったです。未見ですがDVDも発売されています。見たい!






それから秋冬はビートルズを良く聴きました。恥ずかしながら、ビートルズもきちんと聴いたのは初めてです。



本は中高生の頃に読んだ太宰や漱石を読み返したりしました。
クリスマス・プレゼントに貰った絵本「ちいさな曲芸師 バーナビー」に感動!



映画はテオ・アンゲロプロスの「旅芸人の記録」、タルコフスキーの「アンドレイ・ルブリョフ」「サクリファイス」を映画館で。



今年は取りかかったレコーディング作業も頓挫し、停滞の年であった。
いや…吸収の年だったのかな。
来年は飛躍の年になりますように。



2010年12月28日火曜日

『トリゴラスの逆襲』を読む


長谷川集平さんの新作絵本『トリゴラスの逆襲』を読む。
1978年の作品「トリゴラス」から32年ぶりに描かれた続編。
二冊を一緒に読むとリミックス・バージョンといった趣きがある。
「一気に描き上げた」という作者の言葉通り、とても勢いの感じられる作品だ。




前作でトリゴラスに連れ去られたかおるちゃんがとても色っぽくなって再登場。
果たして、かおるちゃんはファム・ファタールなのだろうか。



本を読み進めるうちに、ぼくはすっかり恐くなってしまった。
今夜は悪夢を見てしまうかも。



2010年12月10日金曜日

アーロン・ネヴィルの新譜


アーロン・ネヴィルの新譜 「I Know I've Been Changed」が素晴らしい。
入魂のゴスペル・アルバム。

プロデューサーはジョー・ヘンリー、サポートメンバーにアラン・トゥーサン、グレッグ・リーズなど。グレッグ・リーズは大好きなギタープレーヤーです。



ブルーグラスのナンバーでも有名な "I Am A Pilgrim"、フレッド・マクダウェルの "You've Got To Move"、ビッグ・ビル・ブルーンジーがFolkwaysのレコードで取り上げていた "Tell Me What Kind Of Man Jesus Is"、ソウル・スターラーズの "I'm So Glad" など、ぼくのツボをくすぐる選曲になっております。
トゥーサンのピアノがほんとに良いんだよなぁ…。



タイトル曲の "I Know I've Been Changed" がフリーダウンロードで試聴できます。