2008年5月19日月曜日

新宿の夜

昨夜のテアトル新宿でのイベント・ライブとても楽しかったです。
出番は真夜中!久しぶりに広い会場での演奏気持ちよかった。



映画『吉祥寺発赤い電車』観て来ました。
高田渡さんがエレキギターを弾いていた! すごくかっこいいフレーズを弾いていてびっくりしました。1972年のシバさんは悪ガキみたいな感じでかわいらしかったです。
本当なら後半に沖縄でのシーンがあるらしいのですが、半分だけの上映なので変なところで突然終わってしまった。後半も発見されるといいですねえ。



映画の中で渡さんは歌について色々と語っていた。同じことを今聞いたらなんて答えるだろうか?



2008年5月16日金曜日

真夜中を転がって

シバさんのニュー・アルバム『真夜中を転がって』の見本盤が届き、ようやく聴く事が出来ました。

新譜『真夜中を転がって』はセルフカバー集。
シバさんの弾き語り「グッドナイトブルース」や「家路」は昔から好きな歌だけれど、今回新たにレコーディングされたバージョンは素晴らしいなあ。聴き終えた後溜め息が出ちゃうほどです。
身内を褒めるみたいで何ですが、るーずぱんてぃの柿沼朋音さんとくみこが良い仕事してます。
シバさんのハープとともねぇのドラムだけの「もぐらの唄」はサニー・ボーイ・ウィリアムソンみたいでかっこいいし、くみこのアコーディオンが印象的な「ざわめく夜」は感動的。
一曲だけ参加している柳田ヒロさんのピアノの音色が、高田渡さんのアルバム『石』に収録されている「私の青空」の雰囲気そのものでニヤリとしました。
僕がマンドリンで参加した「淋しい気持ちで」はロックしてますぞ!

そしてこのアルバムは音が良いです。
今回、録音、ミックスを担当されたのはFlash Music Studioの中山圭さん。
コントロール・ルームでプレイバックを聴いててもすごく温かな良いサウンドだったのでCDの完成を楽しみにしていたんです。
レコーディングの休憩時間にはマイクや機材の話で盛り上がってしまいました。
中山圭さんとはいつかまた一緒に仕事したいな。

今こうしてシバさんのレコーディングへの参加や、ライブでも共演させてもらったりしていますが、僕は子供の頃からのシバさんのファン。
この新しいアルバムは良い! ファンの僕が言うのだから間違いない! みなさんどうぞ聴いて下さい!

明日のテアトル新宿はレコーディング・メンバーで演奏しますよ!

ダルシマー制作の日々 2


 やっと晴れたので今日は朝からダルシマーの塗装をしました。
7〜10日くらい乾燥させて、研磨、艶出し。その後、ペグなどのパーツを組み込めば完成です。

 今回はトーン・ホールも凝ってみました。上がクロス、下がFハート。初めての割にはうまくいったと思います。
 トーン・ホールの作業は藤井貴子さんが頑張りました。糸鋸で大まかにカットして、ヤスリと小刀で仕上げました。

 さて、前回のお話の続き。

 製作過程を撮影した画像を取り込んでおこうとパソコンを立ち上げると何だか調子が変なのである。仕方なく再起動するとそのまま立ち上がらなくなってしまった。
 ハードディスクドライブのクラッシュ…。そろそろヤバそうだなぁと思っていたのだ。
ダルシマーと同時進行で藤井貴子さんのレコーディングもやっているので、何としても復旧させなくてはと徹夜の修復作業。
 修復ソフトをかけたり、バックアップを取ったりしている間はじっとモニターを見ていても仕方ありませんから、その間にダルシマーの作業を続けました。

 夜になって、朝に接着したバック板の仕上がりを確認してみると。
なんてこったい!ヘッドとバック板の接着部分に2ミリ程度の隙間が、しかも斜めにずれている。どうもクランプで締め付けたときにずれてしまったらしい。
 パソコンの徹夜復旧作業で疲れていたのでしょう、明らかなチェックミス。きちんと休んで体調を整えてからやるべきでした。反省!演奏するのにはこのままでも差し支えなかったのですが、どうしても納得がいかなかったので貼り直すことに。


 一度接着した板はスチーム・アイロンで湿気と熱を加えながら少しづつ剥がしていく。


 後少しという所で


 「パキッ…」


 板が割れた。


 一時は材を取り寄せようかとも考えましたが、いや、このまま行こう!と決心して割れを修理しました。
 出来た隙間もきれいに埋めたので色を塗ってしまえば分からないくらいなのですが、チェリー材のきれいな木目を活かしたかったのでクリアー仕上げにしました。

 下の画像がバック板の割れた箇所。真ん中辺りに筋があるのが分かりますか?


 28日の藤井貴子さんのライブには何とかお披露目出来るんじゃないかなと思います。どんな音が出るか楽しみです。

 そうそう、Macは何とか復旧出来たのですがその数日後、完全に壊れてしまいました。
電源装置が壊れたようです。スイッチが全く入りません。
 仕方ないので近所にある中古電化製品を扱うお店で中古Macを購入しました。何世代も前の古いものですが、今まで使ってたMacよりCPU速度が倍になったのでサクサクです!


2008年5月15日木曜日

ピッキンにて (その3)

   



ライブ映像をもうひとつ。



「帽子を目深にかぶって」






song written by あおやぎとしひろ (Toshihiro Aoyagi)

あおやぎとしひろ (Toshihiro Aoyagi):vocal, resophonic guitar






2008年5月12日月曜日

吉祥寺発 赤い電車

昔あった新譜ジャーナルという音楽雑誌の記事でしか知らなかった映画『吉祥寺発 赤い電車』の一回限りの上映会が17日(土)テアトル新宿にて行われます。長年行方が分からなくなっていたのが最近になって前半部分のフィルムだけ発見されたのだそうです。

当日行われるライブにシバさんのバックであおやぎとくみこが出演します。

二部では高田渡さんや、三上寛さんが出演している映画が上映されるそうです。

詳細は以下の通り。



会場:テアトル新宿

日時:5/17(土)22:00開演



【第1部】

幻のオールカラーFOLKドキュメントシネマ

��半分だけ>発見!

『吉祥寺発 赤い電車』上映 & シバ × 三上 寛 × 小野和子 LIVE !



※ 映画『吉祥寺発赤い電車』とは

1972年に自主映画団体“無援舎”によって製作された記録映画。

高田渡を軸に当時のフォークブームの様子が記録されている。高田渡をはじめ武蔵野タンポポ団の村瀬雅美、シバ、若林純夫、山本コウタローそして、三上寛、遠藤賢司、友部正人、小野和子らのステージの様子が収録されている。

“無援舎”の活動休止とともに消息を断っていたフィルムが、2007年に前半部分だけ発見される。



http://www.cinemabox.com/schedule/event.cgi?0004&1



2008年5月10日土曜日

ダルシマー制作の日々


 画像は現在制作中の二台目のダルシマー。実際にはすでにボディが完成しており、今日から塗装に入りました。しばらくお天気が悪いみたいなので一時中断です。

 今回は一台目のダルシマーを作ったときに気がついた事や、思いついたアイディアを色々と取り入れてみました。
 しかしとても苦労しておりまして…。と言うのも、まず送られて来たキットのサイド板に割れがあり、(輸送中に割れたのだと思いますが)わざわざアメリカに送り返すのも面倒なので修復しました。
 次にサイド板にヘッドを接着しようとするとサイズが合っていない。これは明らかにメーカーの採寸ミス。溝を自分で削り直さなくてはいけなくなった。


 何とかヘッドを取り付け、トップ板と指板を接着。ここまではまだ順調に進んでいました。バック板を取り付けようと仮組してみると、サイズが足りないではありませんか!
 実は前作の時もギリギリのサイズしかなかったのですが、何とか間に合わせたのでした。
 今回の材は更に寸足らずの為、このままでは接着不可能です。仕方ないので簡易的な枠を作り、ボディを変形させ縮めることにしました。(一番上の画像)

 僕が制作しているのはアメリカのFolkcraft Instruments社のキットです。もしこのメーカーのキットを制作しようと思われる方がいらっしゃいましたら、型枠を作った方が良いと思われます。ご参考までに。

 そしてこの後、更に大変な事態が…。(次回に続く)

2008年5月1日木曜日

National Reso-Phonic Hot-Plate

リゾネーター・ギター好きな人もここを覗いて下さってるようですね。
さっきNational社のサイトを見ていたらこんな新商品が出ていました!

 リゾネーター・ギター奏者のみなさんピックアップには苦労してますからね。National社良く出してくれました!
 この位置なら弦高も大丈夫でしょう。弾く時にじゃまにもならないしね。最初からボリュームとトーンも付いているし、ちょっと加工すればピエゾとのミックスも出来そうです。

 価格は395ドル。ちょっとお高いですけれど、試してみたいなぁ…。