2009年5月19日火曜日

ランブリン・ジャック・エリオットの新譜



ランブリン・ジャック・エリオットの新譜「A Stranger Here」が素晴らしい!
ジャケットの写真がとても素敵だなと思っていたらユージン・スミスでした。



そんなに何枚もジャックを聴いているわけではないのですが、こんなアルバムは珍しいんじゃないだろうか。何しろ全曲ブルースなのだ。



参加ミュージシャンはヴァン・ダイク・パークスにロス・ロボスのデビッド・ヒダルゴ、ぼくの好きなシンガー達のバックでも良く名前を見かけるマルチ弦楽器奏者のグレッグ・ライズなど。
彼らの名前を見ただけでもこのアルバムがただのブルース集ではないことが分かるでしょう?



死についての歌、ゲイリー・デイヴィスの"Death Don't Have No Mercy"にはグレイトフル・デッドやホット・ツナなど、いくつかのカバー・バージョンがあるけれど、今回のジャックのカバーは胸に沁みます。
ブラインド・ウィリー・ジョンソンの"Soul Of A Man"も良い。
"Richland Women Blues"はいつものジャックの感じで暖かい。



ディランの新譜はぼくにはピンと来なかった。
守りに入ったディランに用はない。
ディランにはもっとぼくの心を熱く燃え上がらせてくれるようなのをガツンとお願いしたいものです。
ぼくにとっては晩年のジョニー・キャッシュや今回のジャックのうたの方がよっぽどリアルでスリリングだ。



この新譜のことを教えて下さった集平さん、どうもありがとうございます!




2009年5月18日月曜日

offBEATライブ終了

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土曜日のoffBEATライブへお越しいただいたみなさまありがとうございました。
リラックスしたムードの中、楽しくやらせて頂きました。



セットリストは以下の通りです。





一部(1,2 - 藤井ソロ、5〜10 - あおやぎソロ)


1.Ae Fond Kiss


2.Flowing Down to China


3.Wildwood Flower


4.Come All Ye Fair And Tender Ladies


5.Milk Tune


6.KURAGE


7.夕暮れ


8.歩いて歩いて


9.風はおだやか


10.さかみち





二部(6 - 藤井ソロ)


1.星を待つ


2.朝のおはなし


3.くじらの子守唄


4.風のむすめへ


5.さいはてのアリア


6.Teddy O'Neill


7.ブラザー軒


8.ようこそ





アンコール


(Looking For) The Heart of Saturday Night


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お店に向かう前に駅前の商店街を歩いていたら有山じゅんじさんに遭遇!



有山さん関東ツアー中だったんですね。



ぼくは有山さんの大ファン。



いつか共演できるといいなあ。



2009年5月16日土曜日

明日のライブどうぞよろしく

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明日の(もう今夜か)ライブどうぞよろしくお願いします。
最近はちょっと実験的な演奏が多かったので明日は初心に戻ってシンプルに演奏しようと思っています。



画像はうちの猫。
誰に似たのか人見知りで愛想のないやつです。
今年で13歳。人間の年齢だと68歳になるそうな。
部屋中を走り回って元気です。



2009年5月15日金曜日

ペグのメンテナンス

週末のライブまでにやっておかなければならないことがあった。

それは愛用のNational Triolianに取り付けてあるペグのメンテナンス。



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上の画像はもともとTriolianに付いていたペグです。
たぶんオリジナル・ペグのはずで、先日お会いしたドンさんによるとKluson製ではないかなとのこと。
ぼくのTriolianは1932か33年につくられたものだと思うので既に80年近く使われてきたことになるわけですね。
しばらくはこのペグのまま使っていたのですが、ライブでガンガン使い始めたらガタガタになってしまいました。そんなわけで一年半前くらいだっけな、交換したペグがこちら↓





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このペグはNational社から発売されているもので、現行モデルにも取り付けられています。
でもこのペグ良くないです。一年も経たない内にギアが駄目になりました。
見た目はビンテージ風でいいのですが、精度はエコノミークラス程度です。
ドンさんに聞くところによると、このペグは日本製だそうですが……。

オープン・ギアー・タイプのペグを使うならWaverlyを使って欲しいとお願いしました。
ドンさんはギターの価格が高くなってしまうよと言ってましたが、多少価格が上がったとしても精度の良いペグがついている方が良いと思うとぼくは答えました。



ドンさんにペグの調子が良くないことを伝えると、一度試してみて欲しいとメンテナンス方法を教えて貰いました。
他のオープンバック・ペグを使っている人にも参考になると思うので記載しておきます。

1.ギアに少量のラビング・コンパウンド(研磨材の入った歯磨き粉でも可とのこと)を付け、ストリングワインダーなどを使ってギアを高速に回転させる。



2.コンパウンドがギアに行き渡ったら、きれいに拭き取り、機械油を付ける。



ラビング・コンパウンドを使うのがミソですね。
試してみたところ、カクンカクンと歯飛びしたようになっていたギアがスムーズに回るようになりました。
ドンさんありがとう!
でもやはり精度が良くないので、近いうちにWaverlyに交換することになるでしょう。



2009年5月4日月曜日

スローバラード



忌野清志郎さんが亡くなられた。
RCサクセションがブレイクし始めた1980年当時のぼくは高田渡、友部正人、加川良といった歌い手達に夢中になり始めた頃で、ちゃんとRCサクセションを聴く機会を逃してしまっている。



忌野清志郎さんとは高田渡さんとの仕事で、あるイベントに出演したときに一度お会いしたことがある。
穏やかで優しい人だったなという印象が残っています。



スローバラードが好きでした。