2011年3月3日木曜日

渋谷の夜



 昨夜の多作ライブにお越しいただいたみなさまありがとうございました。3月3日のひなまつりということで女性アーティスト限定ライブということだったようなのですが、髭面のおっちゃんが一人紛れ込んでしまいました。

 渋谷は人が多くて苦手です。スケジュール帳を見返してみたら渋谷でライブをやるのは三年半ぶりでした。行くのも昨年の春に「旅芸人の記録」を映画館に観に行って以来一年ぶり。それでも多作のある宮益坂の辺りはまだ落ち着いていてましな方ですね。

岡本太郎さんの壁画「明日の神話」をバックにパチリ。



シフォンケーキを焼く



 昨年末からシフォンケーキ作りにはまっています。

 はじめのうちはレシピサイトなどを参考に焼いていたのですが、ある日『まいにち食べたい“ごはんのような”シフォンケーキの本』という本に出会いました。

 本の著者、なかしましほさんの作るお菓子は素朴で懐かしいおやつのようなお菓子。バターの代わりに菜種油をつかったり、砂糖も、きび砂糖や、てんさい糖を使います。
早速材料を揃え、なかしまさんのレシピでシフォンを焼いてみたのですが失敗。何度も再挑戦を繰り返すものの失敗を繰り返すのみでした。

 そんな折、なかしまさんがシフォンケーキ教室が行われるととのお知らせ。
もう先々週のことになりますが、JR国立駅の近くにあるfoodmoodと名付けられた、
なかしまのさんのアトリエへシフォンケーキ作りを習いに行って来ました。
料理教室なんて行ったこともなく、きっと女性の参加者ばかりだろうと、少し躊躇しましたが参加して良かったです。
やはり実際に目の前で実演を見るというのは大きい。楽器の演奏でも同じ様な体験をしたことが何度もあります。


 それから毎日のようにシフォンを焼き続けました。しかし成功しない。
底上げ、腰折れ、穴ぼこだらけで形をなさないもの…そんなことの繰り返し。教えていただいたなかしまさんにも申し訳ない気持ち。

 ぼくが失敗を繰り返していたのはレシピ本の一番最初に載っている「豆乳の "もっちり” シフォン」。まずはこれをマスターしたいという気持ちが強かったのですが、気分を変えて違うものに挑戦してみようと「バナナの "どっしり" シフォン」を焼いてみたところ一筋の光明が!それからはコツをつかんだようで、まずまずのものが焼けています。トップの画像は今日焼いたバナナシフォン。



 なかしまさんの焼いた豆乳シフォンとチョコレートシフォン。それはそれは、もっちり、しっとりなのです。少しでもここにたどり着きたい。

 
ぼくの焼いた豆乳シフォン。