遅くなりましたが明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
しかし、明けたとは言うものの、今年も一筋縄では行かぬ年になりそうですな。何より福島原発4号機が心配だ…この国はどこへ向かおうとしているのだろう。
昨年一年はまるで失語症になったようだった、正直どうしたらいいのかさっぱり分からなかった。そんなぼくにとって、日本のカトリック司教団が出した原発全面廃止の声明は大きな励みになりました。
2011年はあまり音楽を聴く気持ちになれなかった。そんな中でも良く聴いたのは、ギリアン・ウェルチの8年ぶりの新譜「The Harrow & The Harvest」。彼女の歌はどんどん研ぎすまされていくなあ。藤井貴子さんに教えて貰ったジューン・テイバーの「Ashore」
も同じ印象だ。
近年とても精力的なライ・クーダーの新作「Pull Up Some Dust and Sit Down」
も素晴らしかった。ジョン・リー・フッカーを大統領にと歌うライのなりきりぶりには驚かされた。
中川五郎さんに教えていただいたザ・ロー・アンセムの「Smart Flesh」
は何度も聴きました。祈りのような歌。いま一番ライブを観てみたいバンドです。
長谷川集平さんの新作絵本『小さなよっつの雪だるま』がとても素敵でした。
映画は一本も観ませんでした。
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