2010年4月17日土曜日

あれから五年

我が師、高田渡が亡くなって五年。
渡さんが亡くなったあの日の東京は暖かかったけれど、今日は真冬並みの寒さ。
あまりに寒いので近所のガソリンスタンドに灯油を買いに行きました。



先週、渋谷のユーロスペースに渡さんから薦められていた映画『旅芸人の記録』を観に行った。
混沌とした、輪廻にとらわれた人達。
映画の中で何度も教会の鐘が打ち鳴らされる意味とは?





新潮社から刊行されている雑誌『考える人』に長谷川集平さんのエッセイが掲載されています。
ローリング・ストーンズのアルバム『ベガーズ・バンケット
をこんなに的確に解説したものは今までなかったように思う。ストーンズ・ファンの人もこのエッセイを読んでから聴き返すと今までと違って聴こえるんじゃないでしょうか。
この雑誌の「はじめて読む聖書」という特集はカトリックのぼくにはとても違和感を感じてしまう。



2010年4月12日月曜日

リゾフォニックの夕べ

 昨年の春にお会いしたNational Guitarsのドンさんが横浜のジャグバンドフェスティバルに合わせて再来日されるとの連絡を貰い再会してきました。
 会場では10年ぶりぐらいに再会する人や以前から一度お会いしたいと思っていた方々ともお話することができてとても嬉しかったです。

昨夜はジャグバンドフェス会場で知り合ったミシシッピ出身のカメラマンでブルーズマンのSteve Gardnerさんにお誘いを受け、恵比寿のWhat the Dickens!というお店で演奏して来ました。何の打ち合わせもないぶっつけ本番なのでどうなることやらと心配していましたが何とかなるものですな。


なんとベース以外の弦楽器は全部リゾネーター楽器なのです!



ドンさんもニューモデルのトライコーンを抱え歌いました!


2ndステージで時間を貰えたのでくみこと一曲、藤井貴子と一曲演奏しましたよ。




2010年4月4日日曜日

Happy Easter!

主のご復活おめでとうございます!
ぼくたちカトリック者は主がお生まれになったクリスマスよりも、主が十字架につけられて葬られ、そして復活されたイースターを盛大にお祝いします。
そしてぼくたち受洗者も洗礼を更新し新たな気持ちで一年をスタートさせるのです。
主のご復活おめでとう!おめでとう!



2010年3月11日木曜日

犠牲と祈り

チーフテンズとライ・クーダーの共演盤『サン・パトリシオ』が素晴らしいです。ジョニー・キャッシュの新譜と繰り返し聴いています。





一昨日と昨日と二日間続けて渋谷のシアター・イメージ・フォーラムで開催されている『タルコフスキー映画祭2010』へ行ってきました。
一昨日は「サクリファイス」、昨日は「アンドレイ・ルブリョフ」を観ました。どちらの映画にも描かれているのは犠牲と祈り。
「アンドレイ・ルブリョフ」は182分という長編なので大変かなと覚悟を決めて観に行きましたが、どんどん引き込まれてしまった。鐘職人の少年の姿に身につまされる思いがしました。
ここんところずっと聴いている2枚のCDとタルコフスキーの映画を観たことと、どこか繋がっているような気がしています。



シアター・イメージ・フォーラム、暖房をいれてないのかとても寒かったです。これから観に行く人は膝掛けの一枚でも持っていっておいた方がいいかも。




2010年3月5日金曜日

ジョニー・キャッシュ 最後のアルバム



ジョニー・キャッシュとプロデューサーのリック・ルービンのAmericanシリーズの6枚目がリリースされました。これが最後とのこと。



Americanシリーズ はどのアルバムも素晴らしいけれども、今回のもとても素晴らしい。一日中何度もリピートして聴いています。
ラストの"Aloha Oe"を聴き終えると何も考えられなくなってしまいます。
いつも言うことですが、こんなアルバムを高田渡さんにつくらせてあげたかった。



2010年2月27日土曜日

アパラチアのブルース



先頃、Smithsonian Folkwaysから"Classic Appalachian
Blues"というコンピレーション・アルバムがリリースされました。

アパラチアのブルースというキーワード、実は昨年あたりからひっかかっていたのでした。
切っ掛けはノースカロライナ生まれのエタ・ベイカーというブルース・ウーマンが1956年にTraditionというレーベルに残したレコードがCD化されたこと。このアルバムのタイトルが"Instrumental Music of the Southern Appalachians"というんです。
ブルースとアパラチア音楽? そんなこと今まで考えたこともなかったのでとても衝撃を受けました。
同じくノースカロライナ生まれのブルース・ウーマン、エリザベス・コットンを始め、この地域にはラグタイムギターのフィンガーピッキング・スタイルを基調とした共通点があります。歌は古くから伝えられたバラッドが多いのも特徴。一般的にイースト・コースト・ブルースと呼ばれていました。



ウィキペディアによるとアパラチア山脈とは「北端はカナダニューファンドランド島で、そこから北アメリカ大陸東部を南西方向に縦断し、南端はアラバマ州の中央に至る。また、その裾野はミシシッピ州北西部にまで及んでいる」とあります。このアパラチア山脈にはピードモントと呼ばれる丘陵地域があり、この地域はブルースマンの宝庫なのです。
最近ではエタ・ベイカー、エリザベス・コットン、その他のこの地域のブルースをピードモント・ブルースと称するようです。ミシシッピ州アヴァロン生まれのミシシッピ・ジョン・ハートもこの仲間に加えてもいいかも知れません。



カントリーミュージックのみならず、米国のポピュラー音楽に大きな影響を与えたカーター・ファミリーはヴァージニア出身、アパラチアを代表するグループです。
メンバーは新しい歌を求めてヴァージニア南西部の旅に出ます。その際に出会ったのがレズリー・リドルというブルースマン。
ギター奏者のメイベル・カーターはリドルのギター奏法に強く影響されたという話は有名です。後にメイベルはリドルから学んだと思われる奏法でVictory Ragという美しい曲を残しています。
エタ・ベイカーの復刻CDを手にしたとき、このカーター・ファミリーのエピソードを思い出したぼくの頭の中には、ブルースとアパラチア音楽を繋ぐ線が見えて来たのでした。



絶妙のタイミングでリリースされたこのコンピレーション・アルバム。タイトルを見た時は思わず膝を打ちましたよ。
記事を書く為に色々調べていて更にびっくり! レズリー・リドルのフルアルバム(1965年と78年にマイク・シーガーによって収録)もリリースされていました。リドルはブラウニ−・マギーとも親交があったようです。



2010年2月5日金曜日

Do Re Mi

ボブ・ディランのサイトにディラン、ライ・クーダー、ヴァン・ダイク・パークスの三人でウディ・ガスリーの"Do Re Mi"を演奏している動画がアップされていました。サムネイル上段の一番左です。



Performance of Woody Guthrie's "Do Re Mi" with Ry
Cooder & Van Dyke Parks from the "The People Speak" Project